みそじのおんかつ

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音活真っ盛りのおばちゃんです。

【今月のオススメ記事】

【87%OFF】Vocal編集が楽になるWaves Vocalバンドルがセール中



ブレス除去するDeBreathやピッチ修正が出来るTuneなどボーカル編集に必要なプラグインが入ったバンドル
こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。
先日、こんな記事を書きましたが

www.obachang30.xyz

それでもやはりWavesプラグインは好きな所が多いですし、今回はVocalバンドルについてお話したいと思います。ボーカリストはピッチ修正やブレス除去プラグインは必ず持っていた方が良いですし、DeBreathなんかは設定も簡単で使い勝手がよいのでよく使います。

よくセールしているWavesなのですが、今回も¥72,000(税抜)¥10,000(税抜)と大丈夫かよ…と思うレベルのセールをしています。公式サイトでもセール情報がありますが、サウンドハウスの方がお安く購入できます。

Voトラックからブレスノイズのみを減衰・除去してくれるDeBreath

Voトラックからブレスノイズのみを減衰・除去してくれるDeBreath
せっかく良い状態で録音できたのに大きなブレスノイズが入ってしまって録り直し…という事がなくなります。また、ブレスセグメントを検出しメインボーカルと分離させる事で、ボーカルデータに影響を与える事なく除去する事が出来ます。
逆に極端な例ですが、ノイズだけ強くする事も可能。
ナレーションやポッドキャストなどの話し声にも効果的なプラグインになっています。ブレスとその他を分けてグラフ化してくれるので編集も楽に行う事が出来ます。

3つのシンプルなコントローラーで簡単に操作出来るコンプRenaissance AXX

3つのシンプルなコントローラーで簡単に操作出来るコンプRenaissance AXX
私もそうなんですが、せっかく良いプラグインを買っても操作がわかりにくいと宝の持ち腐れになってしまって意味がないんです。
Renaissance AXXは特にギターやベースなどに最適なコンプなのですが、ボーカルトラックにも使えます。出力時のリミッター機能が内蔵されていますので、デジタルクリップが発生する事なく使用出来ます。音の劣化などもなく使用感もシンプルで使い勝手が良いプラグインになっています。

デチューン、パンなどがコントロール可能なダブルトラッキング効果を得られるDoubler

デチューン、パンなどがコントロール可能なダブルトラッキング効果を得られるDoubler
このDoublerは声に厚みを増やしたり、音像を左右に広げたりなどの効果のほか、1オクターブ下げたり揺れを与える事でコーラスのような効果を生み出したりする事が可能です。デチューンでピッチをずらしてニュアンスをコントロールする事も出来ますし、ディレイで発声タイミングをms(ミリ秒)単位で細かく設定する事も出来ます。今プラグイン一つでもかなり色々な事が出来るので、声の編集をする時にかなり重宝します。

サ行やタ行などの歯擦音を減衰してくれるRenaissance DeEsser

サ行やタ行などの歯擦音を減衰してくれるRenaissance DeEsser
レコーディングをしていてサ行やタ行などの歯擦音はどうしても発生してしまいますし、それを完全になくしてしまうと歌詞が聞き取りにくかったりする事が起こります。しかしコンプをかけたりダブルトラッキングにしていく事で、歯擦音が耳につくレベルになってしまうのでは楽曲の良さも半減してしまいます。プリセットで楽に減衰出来る事が多く、気に入っています。
ただ、このプラグインは歯擦音を抑えるために高周波帯をカットする事になります。かけっぱなしだと意図しない所で減衰してしまう事もありますので、オートメーションなどを書いて必要な所にだけかけるという方法が良いと思います。

EQ、コンプ、リミッター、ゲートを統合したチャンネル・プロセッサRenaissance Channel

EQ、コンプ、リミッター、ゲートを統合したチャンネル・プロセッサRenaissance Channel
色々プラグイン出すよりこいつ一つ使った方が楽じゃないかなと思っています。Renaissance Channel+DeBreath+Renaissance DeEsser(必要に応じてDoubler)の組み合わせで使う事が多いです。
いくつもプラグインを立ち上げるとプロジェクトデータが重たくなり編集も大変になりますので、チャンネル・プロセッサをうまく使って編集のストレスを減らして行くのが大事だと思っています。ルーティングも楽に変えられるので、EQ→コンプの順番で通すか、コンプEQの順番で通すのかという音作りに重要な部分もすぐに試す事が出来ます。
以外とエフェクト処理の順番って大事なので、これが楽に出来る所がすごく好きです。

ピッチ修正が楽に出来るTune / TuneLT


ピッチ修正が楽に出来るTune / TuneLT
これについては正直な所、去年のブラックフライデーMelodyneをアップグレードしてからほとんど使用はしていないのですが、その前まではめちゃくちゃ使ってました。
www.obachang30.xyz
声をまっすぐにしてみたり、ピッチがずれたものを手軽に直す事が出来たりとボーカルには必須のでプラグインです。

ただ、Wavesプラグインに共通する事なのですが、ウィンドウサイズが変更出来ないため、細かなピッチ修正をする時にどうしてもやりにくい、と言う事でMelodyneにいきましたが、編集のしやすさはWavesも負けていません。(私はStudio One を使用していますが、他のDAWでは出来るのかもしれません。もしご存知の方がいたら教えて下さい。)

VocalバンドルにはTuneとLTの2つが収録されていて各違いは以下の通り

MIDI情報の受信
MIDI情報の書き出し
・トラック内のナチュラルビブラート検出モード
・Synthetic Vibrato セクション
・グラフィック・エディットツール(Line、Curve、Glue、Cut、Pencil、Hand tools)
・Tolerance
・Range
・スケール編集
・タイムラインからのセッションタイムの取得
 (Tuneは時間軸上のどこからでもデータを読み込むスキャンを開始可能。Tune LTはセッションの最初からの読み込みのみ)
・Undo機能のステップ数: Tune=32/Tune LT=2

Tuneの方がより多くの編集を行うことが出来ます。

ボーカル修正に特化したバンドル


レコーディングをするとピッチがほんの少しズレたり、ニュアンスは良いけどブレスノイズが大きいなどの問題が発生します。ボーカルは特に人間ですからその辺は当然の事ではありますが、それをそのまま音源にしてしまうと、リスナーにストレスを与えてしまうものになりかねません。
せっかくの作品を良い状態で聞いてもらう事が出来るようにこのようなバンドルを上手につかってボーカル編集を行って下さい。
¥72,000(税抜)¥10,000(税抜)の大特価セールとなっていますのでぜひどうぞ。サウンドハウスのページはこちらから飛ぶ事が可能です。