みそじのおんかつ

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音活真っ盛りのおばちゃんです。

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Studio One 5が発表!追加された新機能について紹介するよ!



Studio One 5が発表!追加された機能について
こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。

発表されましたね、Studio One 5!いつもの事ながらユーザーのリクエスト機能を追加したとても素晴らしい新機能となっていますので特に気になったものをご紹介したいと思います。

www.youtube.com



日本時間2020年4月8日14時00分00秒〜7月7日までにStudio Oneを初めて登録またはアクティベーションされた方は無償でStudio One 5にアップグレードする事が可能となっています。詳しくはサポートページまで。

Artist版でもサードパーティプラグイン(AU、VST2、VST3)の使用が可能に!

Artist版でもサードパーティプラグインの使用が可能に!
これはめちゃくちゃ大きいのでは無いでしょうか。今まで私がProfessional版をおすすめしていた理由の1つにArtist版は追加でプラグインを購入する事でしかサードパーティプラグインを使えないからという話をしてきました。

www.obachang30.xyz

それが今回のStudio One 5からはArtist版でもVSTなどのサードパーティプラグインを最初から使用する事が可能となりました。これによって更に導入しやすくなったのではないかと思います。ReWireやStudio One Remoteも対応。Artist版の需要が増えそうですね。

スコアリング(Proのみ)

スコアリング
今回の新機能のメイン機能の一つと言えるのではないでしょうか。数々の賞に輝くNotion作曲/楽譜作成ソフトウェアをベースに作られたこの機能では、記譜法を用いて音符を入力、表示、編集する事が出来ます。

記譜法(きふほう、英語: notation)は、楽譜を書くための一定の規則をいう。
  Wikipedia より引用

動画ではト音記号、ハ音記号、ヘ音記号が確認できたので、基本的な五線譜は網羅されているようです。またスコアビューを表示させながら、MIDI画面やドラムエディタなど別のトラックを編集可能となっています。Notionにもインポートする事が可能となっています。

クリップ・ゲイン・エンベロープ

クリップ・ゲイン・エンベロープ
コンプレッサー・プラグインやリミッター・プラグインを追加せずに、オーディオの波形上で音量の調節が出来る機能となっています。また、ブレスやポップなどのノイズも簡単に取り除く事が出来るので、今まで様々なプラグインを使用する事で修正していた波形を手軽に、そして思いのままに編集する事が可能となっています。

ボーカルデータはプラグインで修正した場合、どうしても気になる箇所が残ってしまったり、逆にニュアンス的に弱い所まで干渉してしまう事があったので、これはとても重宝します。


拡張ミキサー・シーン(Proのみ)

拡張ミキサー・シーン(Proのみ)
コンソールの状態をキャプチャできるようになりました。全体を呼び出したり任意のチャンネルのボリューム、パン、ミュート、インサート、センドなどを選択して呼び出しが可能です。プラグインの設定なども登録が可能になったので、ミックスを様々試してみたいと言う時にとても重宝します。

Auxチャンネル(Artist・Pro)

Auxチャンネル(Artist・Pro)
今まで外部の音源を取り込みたい場合はオーディオトラックを使っていましたが、今回のAuxチャンネルという機能で外部入力が可能となりました。

64-bit浮動小数点/384 kHz WAVフォーマットでの録音・再生

64bit Float wavの録音と再生に対応した…のですが、それに対応出来るインターフェイスがあるのでしょうか…今後、64bit Floatが標準になってくるのかな、というイメージ。今後に期待。

エディターを並べて表示

スコアビューとMIDIエディタを同時に表示させるなど、複数のエディタを表示させる事が可能となりました。

プラグインのリデザイン

プラグインのリデザイン
パッケージのダークさに合わせて、かなり格好良くなったというイメージです。もちろんアピアランスで色の変更も可能となっています。

まとめ

他にもまだまだ新機能が追加されているのですが特に気になったものを挙げてみました。Studio Oneはユーザーのリクエストを反映させてくれるので、かなり画期的な機能が追加されているかと思います。

ショー・ページというライブパフォーマンスに特化したセットリスト作成機能なんかもこれからネットライブなんかをしていく上ではかなり使える機能なのではないかなと思います。
Professional日本語版 42,800円
Professionalクロスグレード日本語版 32,000円
Artist日本語版 10,600円
各バージョンアップ・アップグレード5,200円~

となっています。2020年8月~Professional試用版(30日間)も発表されるようなので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。