みそじのおんかつ

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音活真っ盛りのおばちゃんです。

【今月のオススメ記事】

オーディオインターフェイスはPreSonusが買い!付属プラグインがすごすぎるStudio USB-Cシリーズ




こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。今回はオーディオインターフェイスのお話です。私は現在RME社のBabyface Proを使用していますが

www.obachang30.xyz

最初はPreSonus社のAudioBox iTwo STUDIOという製品を使っていました。

パソコンにもiPadにも使えて、コンデンサーマイク、ヘッドフォンがついていて25,000円ほどなのでこれはお買い得だ!と思い購入したものです。実際の所はマイクやヘッドホンは別のものを購入し直しましたので、AudioBox iTwo単体(15,000円ほど)で購入し、マイクは別で買えばよかったなと思った位で、長年満足していました。幸いな事に声に関係する仕事や自分以外の曲をミックスする機会が増え、よりよい音で制作する環境が欲しかったのでBabyface Proに変えましたが、これから初めてみたい…という人に10万円のオーディオインターフェイスはなかなか手が出しにくいというもの。

そこで今回はAudioBox iTwoよりも更に進化したStudio USB-Cシリーズのお話と、何故私がPreSonusのインターフェイスを勧めるのかという話を書いていきたいと思います。自粛ムードの中でDTMを始めてみたいと言う方が多いと聞きます。最初は何から揃えればいいのかわからないと言う人も多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

AudioBoxシリーズとStudio USB-Cシリーズの違いとは?


今から買うならば、絶対にStudio USB-Cシリーズをオススメするのですが、AudioBoxシリーズとStudio USB-Cシリーズの違いとは何か?まずはそこからお話したいと思います。お値段が近いAudioBox iTwoStudio 24cを比較対象にします。

AudioBox iTwoの特徴
    【2014年発売】
    ・最高サンプリングレート 96kHz
    ・ビットレート 24bit
    ・USB端子 Type B
    ・iOS(Lightning)対応 
    ・マイクプリアンプ Class A x 2
    ・外形寸法 幅(W) 192mm、奥行き(D) 135mm、高さ(H) 43.5mm、質量 630g


Studio 24cの特徴
    【2019年発売】
    ・最高サンプリングレート 192kHz
    ・ビットレート 24bit
    ・USB端子 Type-C
    ・iOS(Lightning)対応 
    ・マイクプリアンプ XMAX-L x 2
    ・外形寸法 幅(W) 180mm、奥(D) 140mm、高(H) 44.45mm、質量900g

大まかな違いはこの辺でしょうか。どちらも2in/2outですし、コンパクトなサイズ感なのも変わりはありません。何よりも一番の違いはサンプリングレートUSB端子の違いではないでしょうか。iPhoneやiPadで使用したい場合はAudioBox iOneもしくはAudioBox iTwoが対応機種になります。それ以外の機種ですと、別途Lightning-USBカメラアダプタとUSBケーブルが必要になります。最新のiPad Proの場合はLightning端子ではなく、USB Type-C端子なためどの種類でも問題なく使用が可能となります。基本的には最新のStudio USB-Cシリーズで問題ないと思いますが、iPhoneやiPadでも使用したい場合は必ずUSB端子は確認しましょう。

PreSonus製品を勧める理由①値段が安い

PreSonus製品を勧める理由①値段が安い
これからDTMを始めたい人にとって揃えないといけないものは主に

  • PC
  • DAW
  • オーディオインターフェイス
  • MIDIコントローラー
  • ヘッドホン

あたりです。しかし現在はiPhoneやiPadなどでも制作は可能なので初期費用は安く済ませられると思いますが、個人的にPCでの制作の方が効率もよくプロジェクトファイルも見やすいので本格的にDTMやりたいと思う場合は上記を揃えた方が良いです。
PCでDTMをやると決めた場合、各機材を揃える時に費用をできるだけ抑えたいなと思ったらPreSonus製品はぜひオススメしたいです。

Studio 24cですと、24Bit/192kHz対応のハイレゾ・サウンドでのレコーディングが可能なのに、¥17,105 (税込)というかなりお手軽な値段となっています。また、Studio One ARTISTと後に記載するStudio Magic ソフトウェア・スイートが付属され、実質オーディオインターフェイスはタダ?という充実っぷり。また、PreSonusのハードウェアには全てStudio One Artistが同梱されていますので、オーディオインターフェイスを購入すればDAWを購入する必要がありません。もちろん最上位版があれば良いですが、まずは始めたいという場合であればArtist版でも十分なのではないかと思います。

www.mi7.co.jp

Studio One ARTISTはDL版で12,800円なので、この時点でかなりお買い得。将来的にStudio Oneを使いたいという人は、PreSonusのハードウェア買うのが一番良いです。

PreSonus製品を勧める理由②Studio Magic ソフトウェア・スイートがヤバい

PreSonus製品を勧める理由②Studio Magic ソフトウェア・スイートがヤバい
PreSonus製品を購入し、MyPreSonusに製品を登録するとDLすることが出来るStudio Magic ソフトウェア・スイートのラインナップがエグいです。さらに、Studio Magic ソフトウェア・スイートの凄い所は、例えば2017年に製品を登録したとして、2020年にStudio Magic ソフトウェア・スイートのラインナップが増えた場合、そのソフトウェアもDLする事が出来ます。2020年にも新しいソフトウェアが増えました。現在は以下の通り。

Studio Magic ソフトウェア・スイートの中身
    Ableton Live 10 Lite
     (Live 10 Liteは、2020年1月18日以降に対象PreSonusハードウェアを登録した方へのみの提供)
     Studio One ARTISTとAbleton Live 10 Liteが付属してきますので、好きなDAWで制作可能。
    Arturia Analog Lab Lite
     物理モデリングのクラシックなアナログシンセ
    Brainworx bx_opto
     アナログ・オプティカル・コンプレッサーでは表現できないサウンドまでも表現できるコンプレッサー
    Brainworx bx_rockrack
     1つのプラグインで有名な8種類のアンプ・モデルと40ものインパルス・レスポンスを収録しているアンプシュミレーター
    Cherry Audio Voltage Modular Nucleus
     22種類のモジュールと67のプリセットを収録した究極のモジュラー・シンセ
    iZotope Neutron Elements
     4つのオーディオ・プロセッサー(Compressor、EQ、ExciterおよびTransient Shaper)をAIが自動的に判断してくれるミキシングプラグイン
    Klanghelm SDRR2tube
     サチュレーション・プロセッサー、コンプレッサー、EQ、ビット・クラッシャー、ステレオ・ワイナーを搭載したミキシングプラグイン
    KV331 Audio SynthMaster - Player
     1800ものファクトリー・プリセットが付属されたマルチシンセ
    Lexicon MPX-i Reverb
     合理化されたインターフェースと緻密にデザインされた100種類のプリセットにより必要なサウンドを素早く得られるリバーブ
    Mäag Audio EQ2
     位相シフトを最小限に抑え、オリジナルのミックス・バランスを崩すことなく空気感を与えることができる非常にシンプルな EQ
    Melodics
     音ゲー感覚で演奏スキルを向上できる究極のレッスン・ツール
    Native Instruments REPLIKA
     2つのプロフェッショナルなディレイとパワフルなディフュージョン・アルゴリズムを洗練されたインターフェイスに装備しているディレイ
    Output Movement  パワフルなエンジンで、リズミカルな変化を生み出すFXプラグイン
    SPL Attacker Plus  Transient Designerのアタック・セクション抜き出したシンプルなワンノブ操作のダイナミック・プロセッサー
    Studio Linked Trophies
     直感的で使い易いR&Bのサウンド・コレクション
    UJAM Virtual Drummer 2 PHAT  レトロ・ソウルからGファンクに似合うドラムを素早くクリエイト出来るプラグイン
    UVI Model D
     本物のコンサート・グランド同様の演奏感を実現したソフトウェア・ピアノ音源

見るだけでも大変なラインナップです。正直これだけで元取れます。というか十分過ぎる位入ってます。REPLIKAやMovement、PHAT、Neutronは多様しますし、このソフトウェア目的で買うのでも良いのでは、と思います。Melodicsはピアノレッスンプラグインという面白く初心者に向けたものになっていますので、楽器が弾けない人でも気軽にDTMを始められるのではないでしょうか。

DAW単体を買うよりハードウェアを買う方がお得!


もしPCでがある状態でDTMを始めるとして、費用が5万ならば

Studio 24c ¥17,100
KOMPLETE KONTROL M32 ¥14,200
MDR-CD900ST ¥15,070
 合計 ¥46,370

が良い組み合わせなのではないかなと思います。

現在、家にいる時間が多くDTMを始める方が多いそうなので、少しでも役立つ情報になれば幸いです。
サウンドハウス