【Melodyne】お手軽音声3分クッキング【ブラックフライデーで買ったものレビュー】
こんにちはさとうです。
今回はMelodyneのレビューです。
DTMをやる人であればみんな知ってるんじゃないかという程有名な波形編集プラグイン。
今回さとうはEditorバージョンを購入しました。
各エディションの違いはこちら(クリックで拡大します)
さとうは元々Essential(Studio Oneに付属されていたもの)を持っていましたが
様々な編集を行っていくうちにアップグレードしたいと思いまして
色々と調べた結果、Editorバージョンを購入しました。
まだMelodyneを持っていない人や、Essentialバージョンなら持ってるという人の参考になれば幸いです。
また、さとうはWAVESのTuneを持っていますので、そちらとの比較もしつつ書いていこうと思います。
- Melodyneのすごいとこ①スタンドアローンで立ち上げられる
- Melodyneのすごいとこ②編集画面がでかい
- Melodyneのすごいとこ③編集が凄く楽
- Melodyneのすごいとこ④ハモリの編集もできる(Editor以上)
- まとめ
Melodyneのすごいとこ①スタンドアローンで立ち上げられる
こちらはどのバージョンでも出来ます。
スタンドアローン(Melodyne単体)で立ち上げ可能。
DAWを立ち上げずに波形編集を行いたい場合に凄く便利です。
ちなみに、Melodyneをアップグレードの場合
Melodyneのアップグレードをしたあと、アクティベートで躓いたので今後のためにメモ
— さとうさやか@クリエイターを元気に企画中 (@sayakasato00) 2019年11月24日
1.MelodyneのHPからシリアルナンバーを入力しアップグレードする
2.Melodyneをスタンドアローンで立ち上げ、ヘルプ→ライセンスをクリック
3.アップグレードのボタンを押す
これでいけました
このようにスタンドアローンで立ち上げる事でアップグレードしたものを使う事ができます。
Melodyneのすごいとこ②編集画面がでかい
これ、細かな編集を行いたい時に凄く重要になるのですが、ウィンドウサイズを変更できるプラグインって案外少なくて、WAVESのTuneはサイズ変更不可です。
(サイズ変更できたらさらにシェア上がると思うのはさとうだけですか…?)
また、Studio Oneの場合は編集画面と同様の扱いとなるので、ショートカットキーで起動させる事が可能です。
長い時間作業していると、こういう点も凄く助かります。
Melodyneのすごいとこ③編集が凄く楽
全体を選択して、ピッチ修正を一発で
ということが可能です。
これはWAVESのTuneでも可能ですが、細かな部分まで楽に編集出来るのはMelodyneの方だと思います。
実際に使ってみた
ちなみに今回素材として使うのは、自分の曲
のサビの部分で試してみようと思います。
まずはビフォー(エフェクトも全部はずしています。)
これを加工してみようと思います。
まずはMelodyneを立ち上げます。
そうすると現在の状態の波形が読み込まれ表示されます。
まずはフォルマントを選択します。
そうすると、波形の中央に長方形の棒みたいなものが表示されます。
正式な名称が何かわからないので、以下、棒で統一します。
これは、音の色付け、という解釈で合っていると思います。
この棒を上に持ち上げると声が明るく(アニメ声みたいになります)、下に下げると声が暗く(おばけみたいな声になりますw)なります。
全部思いっきり持ち上げるとこんな感じ。
こいつ誰だよ状態。
流石にこれでは使い道ないですが(笑)
随所で持ち上げたり、下げたりする事で良いアクセントになります。
モジュレーションという項目
波形を全選択した上で、モジュレーションを0%にすると
パフュームのような機械っぽい声になります。
また、上の方にあるピッチセンターという項目で
このような設定にすると、全ての音が音程に対してピッタリとハマるようになり、更に機械のような声になります。
(人間の表現上、カーブを描くような声を編集した場合は、想定外の音程になる事もありますので、確認をしながら使用して下さい。)
テンポなども同様に
このように設定するとテンポにぴったりな波形になります。
(ちなみに音声を自動で設定した場合、8分の所が16分になったり、人間の声という理由で微妙なニュアンスの部分などは想定外の譜割りになる時もあるので、確認をしながら使用して下さい。)
わざと機械のような波形を作りたい時に重宝します。
以上の項目をいじった結果がこちら。
かなり機械っぽい声になったと思います。
細かな部分は確認しつつ編集が必要ですが、かなり手軽に波形の編集が可能になります。
最高グレードのStudioバージョンでは、更に細かな音色の編集が可能になります。
(サウンドエディター機能)
Melodyneのすごいとこ④ハモリの編集もできる(Editor以上)
ポリフォニックという機能で、ピアノやギターなどの波形でも編集が可能となります。
まとめ
まだまだMelodyneの機能はたくさんあるのですが
これだけでもかなり魅力的なプラグインだとおわかりいただけるのではないでしょうか。
今回のブラックフライデーで一番欲しいと思ったもの。
購入できて満足です。
ちなみに、今回比較したWAVESのTuneもかなり良いプラグインです。
(波形をまっすぐにするなら、こっちの方が性能良い)
最終的にはStudioバージョンがほしいなぁ、と思っています。
30日間のお試し版もありますので、興味のある方はぜひどうぞ。