曲は何度も練り直して良い!リミックスに思う事
こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。
今回は雑談のような話になりますが「楽曲は発表して終わりではない」という話をしたいと思います。むしろ発表をしてから時間が経った後に、こうしてみたい、ああしてみたいという気持ちは誰にでも生まれる事だと思います。
今回は私なりのリミックスについて思う事と、その時に気をつけた方が良いという話をしたいと思います。
リミックスとは?
そもそも、リミックスという事がよくわからない人もいると思うので、簡単な説明からしたいと思います。
リミックス (remix) とは、複数の既存曲を編集して新たな楽曲を生み出す手法の一つ。
Wikipedia から抜粋
DAWを使って楽曲を制作した場合、個別の楽曲データ(パラデータ)というものが存在すると思います。それを活用して、全く雰囲気が違う曲を作り出すことを言います。ボーカルやギターの波形をスタッターしたり、MIDI譜面を変更したりする事もリミックスと捉えて良いと思います。
スタッター (Stutter) とは、トラックサウンドの「一部分を連打」「切り刻み楽曲へ配置」する編集テクニックのこと。 音程/音色変化を併用することで、更にバラエティに富んだサウンドとなる。
Sleepfreaks から抜粋
過去、私が発表している曲で「私と一緒に踊りませんかぁ?」を発表した後、それを使ってリミックスを作りました。
かなり雰囲気が変わっている事がおわかり頂けると思います。
久しぶりに「ハードなやつ作りたいなー」と適当に過去フォルダ漁ってたら
— さとうさやか@エモいEDMを作るVo (@sayakasato00) 2020年8月15日
今アルバムでお出ししてる「私と一緒に踊りませんかぁ?」の極悪リミックス出てきたので載せときますhttps://t.co/KZPfqCpggQ
よかったら原曲と聴き比べてみてね🤗
ついでにいつもの「アルバイトネタ」入れときました pic.twitter.com/26SdySEbY5
発表した曲はそれで終わりじゃない
一度完成した楽曲を発表したらそこで終わりと考えている人が多い気がします。それはとても勿体ないなと感じています。せっかく時間をかけて発表したものをiTunesなどで発表した後に「こうしたい、ああしたい」が出てきたらぜひ手をつけてみて欲しいなと思います。
思いっきり雰囲気を変えるのもありですし、バンドものをアコースティックバージョンにするのもありだと思います。
DTMに限った話では無いですが、経験を積んでいけば今まで出来なかった事が出来たり、様々な表現方法が出てくると思います。その時に既存の曲を作り直したいと思うのは当たり前の事です。また過去作を触って思う事、学ぶ事も沢山あると思います。それが今後の制作活動に活かされたりもしますので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。
リミックスを作る時に気をつけた方がいい事
これは個人的な意見なので、参考程度に聞いて欲しいのですが、既存曲をリミックスする際に「テンポやコードにとらわれがち」というものがあります。極端にテンポを変更する事でオーディオデータに影響が出る事は当たり前の話ではありますが、リミックスを作る時は逆にそれが良い味になる場合もあります。
またこちらでご紹介している
代理コードなんかを使って、曲の雰囲気を思い切り変える事も有りです。
元の楽曲にとらわれる事なく思いついたまま作ってみるのが一番良い曲が出来上がると思っています。
まとめ
今回は番外編のような話ではありますが、新しい曲を作ることも大切ですが、過去の曲を見直すのも大切だというお話でした。
自分が過去に作った曲を見返した時に新しい名曲が隠されているかもしれません。作曲の上で大切な事は広い視野を持つ、様々な事に挑戦する事だと思っています。この記事を読んで自分の過去作品を見返した時に少しでも思い立つ事があればぜひ挑戦してみてください。