【iZotope】EDM作りにとても便利なStutter Editの使い方をざっくり説明しつつゴリ推ししていく記事
こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。
私が好きなプラグイン社の中にiZotopeがありまして、もう説明不要な位大人気の会社なのですが
iZotopeの中で使っているプラグインはなんですか?と聞かれた時に意外に知名度が低めなStutter Edit。実はかなり強力なプラグインなのでゴリ推ししようと思います。
最初は使い方が分からず躓く可能性もあるので、簡単な操作説明もしたいと思います。実際に私が最初に躓き操作の仕方が分からないまま暫く寝かせていましたので…
今では単体で購入するよりもMusic Maker's Bundleという
- BreakTweaker Expanded
- Stutter Edit
- Trash 2
- Iris 2
- RX Elements
- Neutron Elements
- Nectar Elements
- Ozone Elements
トータル94,000円ものプラグインがセットになって4,900円(+税)になっていますので、そちらでの購入をオススメします。
購入はこちら
Stutter Editはどんなプラグイン?
Stutter Editは、Stutterテクニックの先駆者で知られるBTことBrianTranseau(ブライアン・トランソー)とのコラボで誕生した非常に手間のかかるスタッター効果を手軽にリアルタイムでも操作出来るように考えられたプラグインです。
確かにスタッター効果を色々と駆使しようとすると、一つ一つ切って、ピッチを変えて、オートメーションを書いて…と手間がかかります。その面倒な部分をよりスムーズにしかも直感的に操作出来るのがStutter Editになります。またプリセットも本当にたくさんあり、様々な効果をつけられます。
EDMのBridge(Bメロ)~Chorus(サビ)にかけての盛り上がりや、Intro(イントロ)のアクセントなど多くの箇所で威力を発揮します。EDM作りにかなり強力なパートナーとなるのではないでしょうか。
Stutter Editの使い方
Stutter Editの使い方はちょっと特殊なので、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとても簡単です。
まずは最初に元となるオーディオ(またはソフトウェア音源)を用意します。
ソフトウェア音源の場合はMIDIを書いて音が鳴るようにしておいて下さい。
今回用意したトラック
再生できない方はこちら
次に、先程挿入したトラックにStutter Editをインサートして下さい。
元のトラックの設定はここまで。
次に新しいトラックを作成します。その時にインストゥルメントで作成をして下さい。
作成したインストゥルメントトラックの出力をStutter Editに設定します。
このように設定する事でトリガー用のトラックとして設定ができ、Stutter Editを操作する事が可能になります。
トリガー(英:trigger)とは きっかけとなる何かのこと。
もしくは 何かのきっかけで動き出すもののこと
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 様より引用
ではトリガー用トラックにこんな感じで打ち込んでみます。
再生するとこんな感じになります。
再生できない方はこちら
もちろんプリセットの編集もできますので、自分で好きなスタッター効果を選んで保存する事も可能です。
フォルダ分けをして管理する事も可能です。
その他、MODEからGENERATORを選ぶ事で
NOISE効果やリバースシンバル等のHIT効果等を割り当てる事ができます。
まとめ
Stutter Editを使えば手間のかかるFX効果が誰でも簡単に作る事ができます。特にEDMでその効果を発揮するのではないか、と思っていますがバンドマンもちょっとした効果として取り入れる事も可能ですし、ゲームの効果音にも使えるのではないかと思っています。
ソフトウェア音源と違って使い方が特殊なので最初は戸惑うかもしれませんが、分かってしまえば何という事はないと思います。これだけの効果を手軽に使える存在というのは本当にありがたい限りです。様々なプラグインを開発しているiZotopeですが、この他にも素晴らしいプラグインが揃っています。HIP HOP系のリズムに強いBreakTweakerも好きです。
BreakTweakerに関してはこちらの記事で触れていますので、ぜひご覧ください。
作曲する上での手間を極力抑え生み出す事に重きをおく事はとても大事ですし、そのために様々なプラグインが開発されています。ぜひその威力に触れてみて欲しいです。
購入はこちら