TuneCoreを使い続けていた私がFrekulに移動して使ってみた感想を書くよ(オマケ付き)
こんにちは、さとう(@sayakasato00)です。
音活諸君は大変お世話になってあるであろう「楽曲配信サービス」
その中でずっとTuneCoreサービスを使っていました。
が、Frekulの登場からこちらのサービスを使ってみました。
そこで感想や、個人主観の各サービスのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。また、この記事を書くために他のサービスも調べてみたので、こういうのもあるよ!ってご紹介をオマケで付けています。
ぜひ、音活の参考にどうぞ。
TuneCoreのメリットとデメリット
音活をされている方ならば、一度は聞いた事があるのではないかと言うくらい
王道の配信サービスサイト
- iTunes Store
- LINE MUSIC
- Spotify
- Apple Music
などをはじめ、あらゆる主要楽曲配信サイトに登録する事ができます。
- 配信まで最短2日&専用ページが作られる
これは激早です。「●日以降に配信をスタートしてほしい」「事前予約機能が欲しい」「このサイトでのみ先行発売をしたい」という人にも嬉しい機能がある。これは音活をする人にはかなり重要な点ではないでしょうか。また専用のアーティストページも作成されますので、HP代わりになる。 - 収益100%
購入してもらった金額はそのままアーティストに反映されます。 - 国内・国外での販売を選ぶ事が出来る
「国外でのみ限定発売したい!」などのワガママもOK - VOCALOID楽曲も登録可能
TuneCoreが提携しているVOCALOIDであれば 『楽曲タイトル feat. VOCALOID™名』by あなたの名前 のような表記をすれば、楽曲登録ができます。 - 自動分配(スプリット機能)がある
楽曲制作やMVに携わった人に報酬を自動的に分配する機能です。 - YouTube コンテンツ収益化サービスがある
楽曲を登録しファンなど第三者が投稿したYouTube動画(UGCコンテンツ)にあなたの楽曲がBGMとして使用された場合、それが収益となります。80%の収益(サービス手数料20%)になります。
流石王道サービス。 欲しい機能がかなり詰まっています。
- 登録料が高め
これはある程度の販売数が見込める方であればデメリットにならないかもしれません。しかし、音活をスタートさせた方であれば多少のデメリットではないか、と思い書きました。
ヘルプに記載がありますが、料金は以下の通り(全て税抜き表示です。)
【楽曲について】
配信期間 シングル アルバム リングトーン 1年間 1,410円 4,750円 1,410円 2年間 2,650円 8,560円 2,650円 3年間 3,790円 12,370円 3,790円
【ミュージックビデオについて】
ミュージックビデオの登録に1,980円がかかり、ビデオ配信収益の20%が利用料として差し引かれるようです。
ライブ映像などは現在未定。今後サービスが増えてくるのではないかと思います。
またyoutubeの収益化は登録料が1,410円(アカウント毎)収益の20%が利用料として差し引かれます。 - 配信審査依頼後に情報の修正不可
上の話に繋がりますが、配信される前にデータに問題がないかなどの審査が入ります。その依頼を出した場合は情報の修正は不可能。
どうしても情報を修正したい場合は、同額の料金をもう一度払って新規依頼を出す必要があります。
Frekulのメリットデメリット
海保けんたろー(@kentaro_kaiho)さんが運営されている10,000組以上が登録されている音楽活動支援サービスFrekulです。
かなり有名なサービスなので、聞いた事がある人も多いのでは。
- 楽曲登録が無料
特に音活をスタートする人にとってはありがたい話。上でお話したTuneCoreでお話したような主要楽曲配信サイトに無料で登録する事ができます。 - 登録してるだけで音楽業界人に聞いてもらえるオーディション機能
スマートオーディション機能がすごい。Frekulに楽曲と情報を登録しておくと、FrekulスタッフやAIが楽曲を分類してくれ、音楽業界人がその楽曲を聞き、ピンときた方には連絡が来るというサービス。
これはかなり良い機能だと思います。 - カラオケ「JOYSOUND」に登録が出来る
こちらは有料サービスになるのですが、株式会社エクシングが提供する「うたスキミュージックポスト」の投稿作業を代行してくれ、全国のJOYSOUNDで自分のカラオケが歌えるようになります。
★印税受け取りプラン 19,000円
★印税受け取り無プラン 14,000円
で半永久的にカラオケ登録が可能です。 - SHOWROOMと提携している
アイドルや頻繁に配信出来る人に向いてるのではないかな、と思います。SHOWROOMでの審査をFrekul上で行う事ができます。配信回数や受け取った有料ギフトの金額を確認をする事が出来るので管理が楽。 - イベント管理機能・ファンクラブ機能
ライブチケットの予約や、ファンクラブの設立ができます。HPとしての使い方が出来そうですね。 - LumitやSIMPLE BGMとして聞いてもらえる
Lumitは「自分の好みを把握して」色々な音楽を選曲してくれるアプリ(Spotifyに似ています。)、SIMPLE BGMは「店舗やイベントでCDを流す時に、著作権使用の申請手続きと支払いをする事なく手軽にBGMを使えるアプリ」です。
Lumitでは使用料は発生しないのですが(サイト内で何回再生されたのかは分かります)、SIMPLE BGMとして利用された場合は使用料をもらう事ができます。
(現在Lumitは配信終了となっています。)
あと個人的な楽しい機能としてマイページに出てくるマユちゃん可愛い。
- 配信されるまでが時間かかる
審査込みで約50日かかります。そのため、リリース予定日が大体しか分かりません。事前に登録しておいて宣伝はある程度リリース日が把握できてからがベスト。 - 配信サイトや販売価格を指定する事はできない
Apple MusicやiTunes Storeなどの主要サイトに登録はできますが、指定することはできません。
なので、「ここのサイトで事前配信スタート!」という限定的な事はできません。また、金額は自動的に決まる為、実際に配信されるまではいくらになるのか分かりません。 - 手数料が40%と少し高め
こればかりは登録無料なので仕方がない事だと思いますが、少し高めに感じます。 - 配信された後にお客さんにここ見て!と言えるページが無い
これは私が探せてないのかもしれませんが、プロフィールページに配信された楽曲が乗るわけではなく、マイページから楽曲の詳細を見ても専用のページがあるわけではないので、どこを使って宣伝すれば良いのか分かりにくい。
他にもこんなサイトがあるぞ!
他にも色々なサイトがありますのでご紹介したいと思います。
音楽関連サイトリンク集 MUSIC-STYLE様からリンクを辿らせて頂きました。
Eggs
結構知っている方が多いEggs。
オーディションを積極的にやっているサイトのイメージがありますので、インディーズバンドには嬉しいのではないでしょうか。
タワーレコード、NTTドコモ、レコチョクによるインディーズ活動支援プロジェクトがあり、業界人の目に止まればCDのリリースが可能です。
基本的に利用は無料で行えます。
またスマホ用のアプリがあるので、リスナー側も積極的に楽曲を聞いてくれてる人が多いイメージ。
ROUTER.FM
こちらはTuneCoreにかなり近いイメージのサイトです。
しかし
- 年会費無料
- 一度のお支払いで永久的に配信サイトに登録可能
シングル(1曲 10分未満) 1,380円
EP(5曲まで 30分未満) 2,980円
アルバム(6曲~) 4,600円
(この他手数料として20%を差し引かれ還元されます。) - 配信中の楽曲をカード型の音楽メディア(SONOCA)として作成可能
が大きな違いではないかと思います。
SONOCA魅力的!
BIG UP!
登録アーティスト10万人以上、登録楽曲30万曲以上のサイトです。
最短2日で楽曲を配信サイトに登録してくれます。
音楽配信サービスの他に
- youtube収益化
- 3パターンのデザインからアーティストページが無料で作れる
- マスタリングサービス
- チケット販売サービス
- MV作成サービス
など、アーティストに向けてのサービスが充実しています。
note
少し話題が逸れるかもしれませんが、noteでは音楽や動画を販売することが可能です。
またテキストを書いたり、コメントをもらう事が出来るので
使い方次第ではこちらも有益なサービスになるのではないかと思います。
自分に合うサイト=有名なサイト ではない
なんだかんだ書きましたが、結局の所自分がどんなサービスを使いたいのかによりますし、有名どころでなくとも素敵なサービスは沢山あります。
近々自分の楽曲を配信できればいいなぁと思っていますので、今回調べてみてすごいいいなぁと思ったサイトを使ってみたいと思います。
皆さんもぜひ利用してみてください。